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ガリレオ、指標す(しめす)。ダウジングの意味。 [テレビドラマ]

川口春奈ちゃん、まだ18歳だもんね。
女子高生のためらいがちな優しさが感じられる演技で、
とっても新鮮でした。

真瀬加奈子という、水晶のダウジングでなんでも決める
女子高生を演じていました。

吉高由里子演じる岸谷美沙が、
「それじゃ、コックリさんと同じじゃない!」
って湯川学に抗議してましたが、そうなんです。
コックリさんとまるで同じ。

コックリさんだって、
人間の無意識が知らずに働いて10円玉が動く。

真瀬加奈子という女子高生の気持ちも意志も
はじめから決まっていた。
それを水晶の振り子が決めたように見せかけただけだった。

しかしながら、人間って、
自分で決めたつもりでいても実は他人の意見だったり、
他人の考えに従ったようでも、実は自分の意志だったり、

自分の考えと他人の考えの境界線を
「ここだ。」とはっきり決められないところがある。

女子高生真瀬加奈子は
水晶の振り子に決定を委ねる前提として、

「この質問は訊いてもいいことですか?」と、
いつも是非を尋ねることを儀式にしていましたが、
非常に倫理的で真摯な態度ですね。

水晶の振り子でダウジングをすることは、
自分の体の延長上にある道具で、
自分の意志や願いを叶える意味が込められていると思うのです。



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